院長が 「Best Doctors 2020-2021」に選ばれました。

院長がベストドクターズ社(Best Doctors,Inc:本社 ボストン)から、専門医同士の評価によって選ばれる

「Best Doctors 2014-2015」

「Best Doctors 2016-2017」

「Best Doctors 2018-2019」

「Best Doctors 2020-2021」 に選出されておりましたが 引き続き

「Best Doctors 2022-2023」  に選出されました。

ベストドクターズ社のベストドクターズ選出方法

膨大な数の医師に対して「もし あなたやあなたのご家族が、あなたの専門分野のの病気にかかった場合、どの医師に治療をお願いしますか?」とアンケートし、その調査結果を集計し多くの医師からの支持を受けた医師がBest Doctorsに選ばれます。この調査は信頼性があり、中立的な調査の結果を集約したものです。

「Best Doctors,ベストドクターズ、およびBest Doctors in Japanは米国および他国におけるベストドクターズ社の商標です」

パンフッレットによりますとベストドクターズ社は医師の評価を適切に行い、病気で困っている方に優れた専門医師を紹介することを事業としており、その紹介料で成り立っている会社です。

ベストドクターズのホームページ www.bestdoctors.jp

 P.S.  推薦していただいた私と同じ分野の専門医の諸先輩医師に御評価頂いたことを感謝いたします。皆様のご期待に沿えるよう、消化管疾患診療を通じて ゲスト・スタッフ・地域の方々がよりハッピーになっていただけますよう努力致します。  

院長が執筆(共著)した本が出版されました。

*POCUS(医師が診察室で診察の一部として行うエコー検査)についての本を執筆しました。

院長は 第Ⅲ章 症候④便秘、症候⑤下痢、症候⑨黒色便、症候⑩血便(暗赤色便または鮮血便)

を執筆しました。

https://www.bunkodo.co.jp/book/5AJ8KYXO64.html

院長の論文が日本医事新報No.5009 に掲載されました。

*クリニック外来で医師が行う消化管エコー(POCUS)の有用性と活用の方法を解説した論文が

日本医事新報No.5009 に掲載されました。 https://www.jmedj.co.jp/premium/

日本医事新報5009 表紙.jpg

まとめ 豊田 POCUS 医事新報.pdf

本文 豊田 POCUS 医事新報.pdf

*現在 ユーチューブで 院長が腹部エコーのハンズオンセミナーをしている動画が

2019年3月24日 #543「午前の部」『プライマリケアでの エコーを活用した腹部症状診療のコツ③』(豊田英樹先生)」医療技術セミナースキルアップからupされています。

https://www.youtube.com/watch?v=iz7D2C0ap_w&t=3594s

腹部エコーの初心者を対象としています。興味がおありの方は是非ご覧ください。

お知らせ

当院は胃腸科疾患の専門クリニックです。

 新型コロナウイルス(2019-nCoV)感染症の院内感染の予防のため 

当分の間

「咳、発熱、筋肉痛、倦怠感、呼吸困難」の

患者様の診察は行いません。

 

ご迷惑をお掛け致しますが ご協力をお願い申し上げます。  

         ハッピー胃腸クリニック 院長

 

Nosso hospital é uma clínica especializada em distúrbios gastrointestinais.

 

Novas infecções por coronavírus (2019-nCoV)

Prevenir infecções adquiridas em hospitais por enquanto

"Tosse, febre, dores musculares, mal-estar, dispnéia"

Nós não consultamos pacientes.

 

Pedimos desculpas por qualquer inconveniente, mas por favor coopere.

米国超音波医学会(AIUM)に参加してきました。

米国超音波医学会(AIUM(American Institute of Ultrasound in Medicins Annual Convention)に参加してきました。AIUMへの参加も発表も初めてで少し緊張しましたが無事帰ってくることができました。

 今回はポスターでの発表でした。ポスター発表を閲覧できるブースがありそこで参加者が 発表されたポスターを閲覧する仕組みとなっています。ポスター発表者をの一覧を見ると ほとんどがアメリカの有名大学医学部や大病院からの発表であり 日本からの発表は東邦大学医学部からと当院からの発表のみでした。また、クリニックからの発表は私が確認でしたところでは当院からの発表のみでした。

 ポスターには★マークで評価がなされておりました。★がないものから、★1〜5にランクされており 当院からの発表は★4と高評価を受けており 正直なところ驚きました。半数程度のポスターには★がなく 日本の地方からの発表をこのように高く評価して頂いたことをとても嬉しく思いました。このような高評価を受けることができたのは すべて今まで私をいろいろな形で指導してくださいました医師・技師の先生方と当院を受診してくださいましたゲストの皆様のおかげであり とても感謝しております。

 今回の発表は3か月間の期間に当院を腹痛のため初診で受診して頂いた方のうち 腹部エコーを施行した結果を集計し検討したものです。特殊な検査を行ったり 新しい手法を検討したりなどではなく 日本の地方都市のクリニックでの腹部エコーの実際を報告しただけにも関わらずこのような高評価を頂きました。このことは 現在 ハッピー胃腸クリニックで実践している「エコーを腹部症状に積極的に活用して診療する」ことの意義を米国超音波医学会の先生方が評価して下さったものと思います。

 今後も AIUMに演題を出し続け 世界中の方からご指導を受けられるようにしたいと思いました。

院長が発見した病変がGASTROENTEROLOGYに掲載されました!!

院長が胃内視鏡検査で発見した「頸部食道の異所性胃粘膜に発生した食道腺癌」の病変が

世界で最も権威ある消化器病学の医学雑誌であるGASTROENTEROLOGYに掲載されました。

院長が発見し、三重大学医学部附属病院 光学医療診療部 副部長 田中匡介先生が拡大内視鏡検査と内視鏡的切除術を施行し 論文としてまとめられたcaseです。

レベルの高い診療を通して 三重県の消化器診療の進歩のため努力し、世界の医療の進歩のためたとえわずかであっても 貢献し続けることが 私たちの使命です。

論文 .pdf

院長が胃内視鏡で発見した病変が医学雑誌に掲載されました

院長が胃内視鏡検査で発見した「ピロリ菌陰性の胃に発生した過形成ポリープが癌化した病変」を鈴鹿中央総合病院消化器内科の先生に内視鏡切除していただきましたが、磯野功明先生がClinical Journal of Gastroenterologyhttps://link.springer.com/article/10.1007%2Fs12328-018-0887-8)に医学論文として報告して下さりました。

一般的にはピロリ菌が子供のころから胃の中に存在しなかった人には胃癌はできないと考えられていますが、まれにはできることがあります。過形成ポリープは良性の炎症性のポリープですが、ピロリ菌陰性の胃に発生した過形成ポリープは癌化する可能性があり注意する必要があると考えられます。

院長が出演した 「たけしのみんなの家庭の医学(2015年11月放送)」が再放送されます!

院長が出演した 「たけしのみんなの家庭の医学 ベストドクタースペシャル(2015年11月17日放送)」が

再放送されることになりました。

BS朝日 放送予定日時:2017年 2月11日(土) 15:00〜18:00

http://www.bs-asahi.co.jp/igaku/

 

スタジオ撮影のときはとても緊張しました。今思い出しても 冷や汗が出ます。

もし ご興味がおありの方は ご覧ください。            豊田        

院長が日本消化管学会学会賞を受賞しました。

消化管学会 授賞式.JPG

小腸アニサキス症に対してプレドニゾロンと抗アレルギー剤の併用投与によりクリニックでの外来治療が可能となったケースの症例報告 Intestinal Anisakiasis Treated Successfully with Prednisolone and Olopatadine Hydrochloride. Case Rep Gastroenterol. 2016 May 19;10(1):30-5. (論文の題をクリックすると読んでいただけます。)が 平成28年度 日本消化管学会学会賞 優秀症例報告賞に選ばれました。 今まで私に御指導下さいました先生方、診療させて下さいました患者様に厚く御礼申し上げます。

小腸アニサキス症では 腸閉塞、腸穿孔、急性腹膜炎をきたすことがあるため病院に10-14日間入院し、絶食と点滴で経過観察することが一般です。

院長が報告したプレドニゾロンと抗アレルギー剤の併用投与を 発症早期に行うと速やかに症状が改善するため 外来での治療が可能になる可能性を報告しました。

小腸アニサキス症の早期診断には腹部エコー検査がとても重要であり、今回 このように治療が成功したのは腹部エコー検査について研鑽を積んできたことが実を結んだものと思います。

今後も微力ながら三重県の胃腸科診療の発展のため僅かでも貢献できれば幸せです。

             ハッピー胃腸クリニック 院長 豊田英樹

院長が 「Best Doctors 2018-2019」に選ばれました。

院長がベストドクターズ社(Best Doctors,Inc:本社 ボストン)から、専門医同士の評価によって選ばれる「Best Doctors 2014-2015」に選出されておりましたが 引き続き「Best Doctors 2016-2017」「Best Doctors 2018-2019」 に選出されました。  

ベストドクターズ社のベストドクターズ選出方法

膨大な数の医師に対して「もし あなたやあなたのご家族が、あなたの専門分野のの病気にかかった場合、どの医師に治療をお願いしますか?」とアンケートし、その調査結果を集計し多くの医師からの支持を受けた医師がBest Doctorsに選ばれます。この調査は信頼性があり、中立的な調査の結果を集約したものです。

「Best Doctors,ベストドクターズ、およびBest Doctors in Japanは米国および他国におけるベストドクターズ社の商標です」

パンフッレットによりますとベストドクターズ社は医師の評価を適切に行い、病気で困っている方に優れた専門医師を紹介することを事業としており、その紹介料で成り立っている会社です。

ベストドクターズのホームページ www.bestdoctors.jp

 P.S.  推薦していただいた私と同じ分野の専門医の諸先輩医師に御評価頂いたことを感謝いたします。皆様のご期待に沿えるよう、消化管疾患診療を通じて ゲスト・スタッフ・地域の方々がよりハッピーになっていただけますよう努力致します。  

院長の論文が「週刊日本医事新報」に掲載されました。

院長の論文が「週刊日本医事新報」に掲載されました。

特集「消化管疾患はエコーで診断する」

「プライマリ・ケアでの消化管エコー活用術- エコーは触診・聴診の進化型」 というタイトルです。  

消化管もエコーで観察することにより 皆様がお困りのお腹の症状の原因を理解し より的確な診療が可能になると考えています。

興味のある方は↓をクリックして下さい。                              豊田英樹

医事新報 論文.pdf  

腹部エコー ドック (全額自費)を始めます。

腹部エコー ドックを始めます。

ハッピー胃腸クリニック の腹部エコーの特徴

 当院の腹部エコーは超音波専門医であり、胃腸科専門医、消化器病専門医でもある院長が、肝臓、胆嚢、胆管、膵臓、腎臓、腹部大動脈、膀胱、前立腺、子宮 に加え 胃、小腸、大腸と 腹部エコーで観察できる部位を可能な限りすべて 時間をかけて注意深く観察するとても専門性の高い 特別な腹部エコー検査です。(一般に 病院で受けるエコー検査はエコー検査のトレーニングを受けた検査技師や放射線技師の方が検査をされてみえますので 術者によって検査レベルに差がでることが欠点です。さらに 一般的には胃、小腸、大腸の観察は行われていません。)

なぜ今 腹部エコー ドックなのか?

 今までは 保険診療範囲内で腹部エコー検査を行ってきました。しかし、診察時間内に検査を行うため時間の制約があり なかなかじっくりとした検査が行なえませんでした。そこで 時間に束縛されない ハッピー胃腸クリニック院長が納得できるエコー検査を腹部エコー ドックとして始めることにしました。 保険診療の場合は 症状があり病気が疑われる方でないと検査を行うことができませんが 自費での腹部エコー ドックは症状があっても なくても検査が可能になります。

腹部エコードックの費用は?   

15000円 です。 腹部エコードックの費用には エコー検査にて 精密検査が必要な疾患が発見され場合の紹介状代も含みます。検査結果は後日 郵送します。

予約は電話でお願いいたします。  (現在電話はつながりません!)メールかFaxで連絡ください!

メール hideki@happy-gi-clinic.jp

Fax     0595-82-0085

に ①腹部エコードックの希望であること ②なぜ腹部エコードックを希望されるか 

③御氏名 年齢 御住所 電話番号 FAX番号を記載して  当院まで送って下さい。

後ほど 当院のスタッフが電話連絡を行い 日時を決定いたします。

 

腹部エコードックの日時は? 

とりあえず 現在休診としております 木曜の午後のみで行います。事務員が不在で 院長が一人で対応するため保険診療は一切できません。

放送日時のご報告

先日 テレビ番組「たけしのみんなの家庭の医学」から取材を受けました。御来院の皆様方にも インタビューや診療時の撮影などで ご協力を頂き誠に有難うございました。

放送日時が決定しましたので 報告させて頂きます。

たけし.jpg

当院の内視鏡検査のこだわり

  ハッピー胃腸クリニック 院長 豊田英樹の内視鏡検査でのこだわりは テクニックを駆使して 見落としがないように しつこく観察することです。しつこく観察すれば検査時間が長くなるし、さらっと観察すと短くなります。内視鏡を受ける方からすれば短い方が助かります。でも そのために癌を見落とす率が高くなるとすれば どのように思われますか? 

  最近の研究報告では 上部消化管内視鏡検査では7分以上かけて観察する内視鏡医師の方が、短い観察時間の医師より3倍強の癌を発見したと報告されています(Clin Gastroenterol Hepatol 2015;13(3):480-7.)。また、内視鏡のスーパースターのような医師が 最も詳細な観察が可能な内視鏡(つまり もっとも太いが詳細に観察できる内視鏡)を用いて慎重に内視鏡検査を施行しても 微小な早期胃癌の10〜20%前後を見逃すこともわかってきています。

  院長 豊田英樹の上部消化管内視鏡検査時間は7〜9分であり どちらかと言えば検査時間が長い方です。長い検査時間をいかにして楽に感じていただくかが重要と考えています。さらに、検査中に嘔吐反射を繰り返されると きちんと観察することが困難になります。内視鏡検査に対する 被験者が感じる大変さには 個人差がありますので、経口(口からの内視鏡)でなんの問題のない方には経口で、経口がつらい方には経鼻(鼻からの内視鏡)、経鼻もつらい方には眠くなる注射を使用して経口で検査をしています。 

  内視鏡医の中には 被験者の負担を減らすために 検査時間の短さをアピールされる方が少なくありません。特に 外科出身の内視鏡医に多い印象があります。 内視鏡検査を学んでいる あるいは これから学ぼうとする医師の皆さんには 検査時間を短くすることに神経を使うよりも きちんと見落としない観察・的確な診断が行えるようになること、検査時間が多少長くなっても 楽に 落ち着いて検査を受けていただく方法を身に着けることが重要であり、目標であることを肝に銘じてほしいと思います。

中田様から とても嬉しいメールを頂きました。

ハッピー胃腸クリニック

豊田先生、スタッフの皆様へ

 

中田です。

今年は一段と寒い冬になりましたが、

皆様ご健勝のことと思います。

毎年、大腸検査では大変お世話になっています。

年が明けてから、そろそろ検査の時期だと思っていましたが、

急遽、三重を離れることになりました。

皆様には大変お世話になりましたので、

どうしてもお礼の言葉を伝えたくてメールをいたしました。

 

大腸検査の際には、皆様に大変お世話になりました。

どんな病院でも最後まで検査ができずにいたので

毎年長い時間、先生には大変ご迷惑を

おかけしたと思っています。

しかし、どんな時もしっかりと最後まで検査していただき

どんな小さな所見も見逃さずに

私の痛みが軽減させるようにと、

丁寧な検査をおこなっていただきました。

先生のような技術の高い、立派な方に

見ていただけて本当に感謝しています

別の病院で初めて大腸検査を受けた時に

「二度と検査したくない」と思いましたが、

先生の検査後は、「受診してよかった」と

いつも思っていました。

本当にありがとうございます。

 

また、看護師さんの的確な説明と暖かな対応で

検査前の不安、検査後の疲労を緩和していただきました。

検査中は常に私の体をさすっていただきました。

このような対応してくれるのも、こちらの病院だけでした。

受付けの方は、伺った時も電話でもいつも変わらずに

親切に対応してくれました。

本当に感謝の気持ちで一杯です。

 

転居先の病院探しを考えると不安しかありませんが、

体のことを考えて検査だけはきちんと受けるようにしていきます。

 

今後も先生をはじめ皆様のご活躍をお祈りいたします。

大変お世話になりました。ありがとうございます。

 

 中田 

*********************************

中田様 大変うれしいメールを頂き誠に有難うございました。

こちらこそ 大変お世話になりました。

東京には大腸内視鏡で有名な先生がおみえですので きっとあなたに合った良い先生に巡り合えると思います。

可能な限り苦痛が少ない 完全で 安全な内視鏡検査に細心の注意をしておりますが 痛みを伴うこともあり まだまだ不十分であると感じています。

たとえ少しづつでも より完全な内視鏡検査を目指して スタッフ一同努力を続けます。

誠に有難うございました。                 

                           ハッピー胃腸クリニック 豊田英樹

N.M.様から とても嬉しいメールを頂きました。

昨日は、大腸内視鏡検査をしていただきありがとうございました。

 

先生、担当していただいた看護婦さんのおかげで、とてもリラックスして検査を受ける事ができました。

 

本当に痛みがありませんでした。 大腸内視鏡検査を受けるなら、ハッピー胃腸クリニックとみなさんに広めたいくらいです。

 

またお世話になる時はぜひよろしくお願いいたします。

 

桑名から行きます。 

N.M.

 

***************************************

大変遠方のところお越しいただきまして誠に有難うございました。

喜んでいただけ本当によかったです。

今後ともどうかよろしくお願い申し上げます。

                     ハッピー胃腸クリニック 豊田英樹

大腸カプセル内視鏡検査を始めました

 大腸がんにかかる方は増加の一途をたどっており、2020年には、男性で第2番目に多いがん、女性では第1番目に多いがんになると言われています。また、大腸がんにかかる方は、40歳から高齢になるに従い増加する傾向にあります。そのような状況ですので、日本での大腸検査はますます重要になります。

 通常の大腸内視鏡検査(肛門から内視鏡を入れて全大腸を観察する)を行う技術は、私が医師になった今から26年前と現在では雲泥の差が有ります。私が研修医のころは 検査室の外まで内視鏡挿入の痛みのため患者様の叫び声がひびいていると言ったことがありました。しかし、現在では、たとえば私が大腸内視鏡検査を行えば 鎮痛剤や鎮静剤を注射しなくても 我慢できる程度のお腹の違和感・痛みで90%以上の方に無理なく検査を行うことができます。そして 1枚一枚のひだの裏までもしつこいほどに観察し2−3㎜の病変をも発見し 組織検査、必要であれば切除術を行うことができます。大腸内視鏡検査は大腸検査の王道であることに疑う余地はありますん。

 「大腸カプセル内視鏡」はカプセル型の内視鏡を、水分と一緒に飲んでいただき消化管を通過しながら、腸管の内部の写真を自動的に撮影していく検査です。大腸がんやポリープの有無を調べるカプセル内視鏡のことです。「大腸カプセル内視鏡」のメリットは「痛みがないこと」「鎮痛剤や鎮静剤がいらないこと」「怖い・恥ずかしいといった精神的負担が少ないこと」が考えられます。

 ただし 問題点もあります。①通常の大腸内視鏡検査では少しくらいであればたとえ便が残っていても、洗うことにより観察することができますが カプセル内視鏡は少しでも便が残っていると 便のある部位の観察ができません。したがって 大腸の中をとてもきれいにするため 検査の前日には検査食を食べていただく、さらに検査前日と当日の朝には大量の下剤を飲んでいただく必要があります。②カプセル内視鏡は腸の動き(蠕動といいます)によって食道→胃→十二指腸→小腸→大腸→肛門から排出 されることになります。腸の蠕動には個人差があり、早々に肛門から排出される方から 腸の動きが悪いため検査の予定時間内に排出されない方まであります。いろいろな施設からの報告では 検査の予定時間内にカプセルが排出されるのは全体の80%前後と報告されています。予定時間内にカプセルが排出されなかった20%の方は、カプセルが到達した部位から直腸(肛門のすぐ奥の腸)までの観察ができていないことになり 不完全な検査になってしまうことが最大の問題です。多数の有名な施設がこの問題を解決するために 数々の工夫をされていますが未だ解決されていません。

 当院では大腸カプセル内視鏡装置を2014年2月に購入しましたが②の問題が解決できなかったため導入を延期してきました。時間内にカプセルが排出されない方のほとんどは、S状結腸でカプセルが留まっていることが原因であると報告されています。S状結腸は肛門から約20㎝位入ったところであり 通常の内視鏡でS状結腸まで挿入するのは極めて容易です。これらのことから当院では、予定時間内にカプセルが排出されず カプセルがS状結腸に到達していると推測される場合、細径の柔らかい内視鏡(より苦痛が少ないため)を肛門から挿入し、カプセルが留まっている部位から肛門側の腸管を観察することにしました。

 では どうして他の施設では「予定時間内にカプセルが排出されない場合に 内視鏡を肛門から挿入し検査を完結させる方法」を行わないのでしょうか? それは現在の健康保険制度に原因があります。大腸カプセル内視鏡検査を健康保険で行った場合、追加で行った大腸内視鏡検査は保険診療では認められないため 病院が損をしてしまうためです。もちろんその他の要因として、「恥ずかしくない」のがカプセル内視鏡の特徴の一つなのに それが損なわれてしまうこともあります。

 大腸カプセル内視鏡を希望される方は メールまたは電話で御相談ください。担当は看護師・カプセル内視鏡技師の田邊です。

おしえて先生(ZTV)に院長が出演します

おしえて先生 2.jpg

院長がZTVのコミュニティチャンネルの「健康支援番組 教えて先生」に出演します。放送は平成26年10月24日〜10月31日です。

ピロリ菌・逆流性食道炎・機能性ディスペプシアについて、伊勢門本店にて女将さんの鈴木やよひさん、司会の中西さんとの 楽しくためになるトークをお楽しみ下さい。

収録を1時間行いましたが編集され15分になっています。時間の関係で 重要なこともカットされてしまっていますが 仕方がないと思います。

カットされたけど重要なことを以下に補足します。

①ピロリ菌の検査は血液検査、便の検査、呼気の検査など簡単に調べることができますが、保険診療では、胃内視鏡検査を受け慢性胃炎(とくに萎縮性胃炎など)を認めピロリ菌感染が疑われる場合しかピロリ菌検査・除菌治療を行うことができません。胃内視鏡検査を受けずにピロリ菌検査・除菌治療を希望される場合は自費診療になります。

ピロリ菌が胃にいると慢性胃炎が引き起こされます。慢性胃炎の状態が数十年持続すると 胃がんの原因となります。ピロリ菌を退治すると年齢にもよりますが 胃がんになる率がおおむね半分になると考えられています。ピロリ菌を退治しても 胃がんのリスクが半分になるだけですので 胃がんができやすいことには変わりありません。ですからピロリ菌の除菌治療が成功した後も 年に1回胃内視鏡検査などを受けることが重要です。なぜなら 極めて早期に胃がんを見つけることができれば内視鏡を用いた簡単な手術(ESD)にて切除することができるからです。

②逆流性食道炎の治療は、胃酸分泌抑制剤の服用、胃・食道の動きを調節する薬の服用、便秘のある方は便秘のコントロールで行います。すぐに症状がなくなる方が多いですが 中には なかなか症状がコントロールできない方もおみえです。当院では原因を考え粘り強く治療を行っています。

③機能性ディスペプシアは胃の痛み、胃もたれ、胃の膨満感などの症状があるのに、胃内視鏡検査や腹部エコー検査、血液検査など行っても原因がわからない病気です。胃・十二指腸の動きの異常、胃・十二指腸・食道が敏感になり 普通では何も感じない程度の刺激(胃酸・空気の貯留など)を不快な症状と感じてしまうことにより 症状が出現すると考えられています。治療は胃酸分泌を抑制する薬の服用、胃・食道の動きを調節する薬の服用、便秘のコントロールを行います。以上の治療でも改善しない場合は、敏感になった神経を鎮めるため 少しの量の抗うつ剤や抗不安剤が有効です。ストレスが症状を強くするため ストレス解消と規則正しい生活・食生活が大切です。

ハッピー胃腸クリニック ではこれらの胃腸科診療を通して 胃腸症状に困られているゲストがハッピーになっていただけるよう頑張っています。

最後になりましたが、ZTVのスタッフの皆様、司会の中西様、伊勢門本店女将の鈴木様のおかげで今回の番組ができましたことを 感謝致します。どうもありがとうございました。             ハッピー胃腸クリニック 院長 豊田英樹

院長が The Best Doctors in Japan に選ばれました。

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院長がベストドクターズ社(Best Doctors,Inc:本社 ボストン)から、専門医同士の評価によって選ばれる「Best Doctors 2014-2015」に選出されました。

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「Best Doctors,ベストドクターズ、およびBest Doctors in Japanは米国および他国におけるベストドクターズ社の商標です」

パンフッレットによりますとベストドクターズ社は医師の評価を適切に行い、病気で困っている方に優れた専門医師を紹介することを事業としており、その紹介料で成り立っている会社です。

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三重県亀山市の内科・胃腸科・消化器科クリニックです。やさしいベテランの内視鏡専門医が苦痛の少ない胃内視鏡検査(胃カメラ)・痛みのない大腸内視鏡検査(大腸カメラ)・日帰りポリープ切除を丁寧に行ないます。ピロリ菌の除菌治療、クローン病にとても効果のあるレミケード・ヒュミラ・エンタイビオによる治療も行っています。腹部症状の原因を調べるため積極的に腹部エコー検査を行い、胃腸疾患をエコー検査で診断することに力を入れています。おなか・胃腸科の症状でお困りの方はもちろん、一般内科診療も得意です。内科・消化器内科診療を通じて御来院の皆様がよりハッピーになっていただけるようスタッフ一同で誠心誠意尽くさせていただきます。

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ハッピー胃腸クリニック
(旧 豊田内科小児科医院)

住所

〒519-0116
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