初めて大腸内視鏡検査を受ける方へ

*** はじめに***

大腸は柔らかく曲がりくねっているため 上手に内視鏡を挿入しないととても苦痛を伴う検査です。曲がった部分に力がかかって腸を伸ばしてしまったり、傷をつけてしまったりすると患者様に強い痛みを与えてしまいます。

当クリニックの院長は、大腸をアコーディオンをたたむようにして内視鏡を挿入するテクニックをもっています。このテクニックを駆使することで患者様にあまり苦痛を感じさせずに、しかも速やかに検査を終わらせることができます。また、ポリープを切除する時にも痛みはありません。さらに、患者様は内視鏡像を見ながら検査を受けていただけます。リラックスして検査を受けていただけますよう 準備しておりますので 安心して御来院下さい。

 

 

***大腸内視鏡検査を受けられる方へ***


   大腸内視鏡検査は大腸の中に便が残っていると十分な観察ができなくなります。従いまして、大腸の中をきれいにする必要があります。

 

<検査の前日>

朝食、昼食、夕食を食べていただけますが、「パン」や「うどん」など なるべく消化の良いものを取ってください。海草・きのこ・野菜・こんにゃく・種のある果物は食べないで下さい。 * 午後9時に液体の下剤1本をコップ一杯の水(約200cc)に入れ錠剤の下剤2錠と一緒にお飲みいただきます。 (深夜に下痢をする可能性があります。 )

* 便秘の方は適宜下剤を服用し、検査2-3日前から毎日便通があるように調節してください。

* 夜の9時以降は何も食べないでください。ただし、水、お茶、ジュースなどの水分は飲んでいただいても結構です。     
 
<検査当日>    朝食は食べないでください。水分(水やお茶)は飲んでください。お腹がすいて我慢ができない場合、砂糖を舐めたり、透明なジュースを飲んでいただいてもかまいません。

*高血圧の薬、心臓の薬、喘息の薬、精神科の薬など大切な薬を朝に服用されている方は朝7時までにをコップ1〜2杯の水で服用してください。

*朝8時頃から下剤(2Lの水薬)を2時間かけて飲んでいただきます。10分おきにコップ1杯(約200ml)のペースです。服用後1-2時間で数回排便があるのが普通です。服用後1時間しても排便がない場合、服用後気分が悪くなってきた場合、お腹が痛くなってきた場合は電話にて連絡を下さい。(ご高齢の方、体調が思わしくない方などは、できれば一人で下剤を服用しないで下さい。下剤を服用して気分が悪くなった場合に相談できる方が近くにいただく方が安全です。また来院の際も、付き添いの方と一緒にお越しください。)

 *検査終了後、1時間程の安静が必要となりますので、お帰りが夕方になる場合もあります 

 *同意書、問診票、バスタオル、下着の替えを持参して下さい。   

<検査後のご注意>

*検査中に痛み止め・鎮静剤の注射をする場合があります。その場合は、検査後 自分で車の運転ができません。できれば家族の方に迎えに来ていただくか、公共交通機関でお帰りいただくようお願い致します。

*検査終了後は、刺激の少ない消化の良いものを少しずつおとりください。また、熱すぎたり、冷たすぎるものはできるだけ避けてください。翌日からはいつもどおりの食事にしていただいて結構です。

*検査当日はシャワ−程度にして入浴はお控えください。

*何か気にかかることや、異常がある場合は遠慮なくおたずねください。 鎮静剤・鎮痛剤の使用について*    これらの薬を用いなくても内視鏡検査はできます。ただし、苦痛の感じかたは人それぞれに異なります。これらの薬を検査前に注射しますと 緊張がとれリラックスして検査を受けていただけます。以前検査を受けてつらかった方・痛みを感じやすい方・不安が強い方にはお勧めします。*安全にお帰り頂くため、検査後 自分で車の運転ができません。できれば家族の方に迎えに来ていただくか、公共交通機関でお帰りいただくようお願い致します。 

 

・・・・・・ポリープの摘除について・・・・・・・ ・
大腸内視鏡検査でポリープが見つかることが考えられます。
・ポリープは前がん病変であるものもあり、摘除する方が良いとされています。
・摘除というのは「内視鏡を用いた検査・手術」のことで、ポリペクトミーまたはホットバイオプシーといいます。 
*摘除には痛みは伴いません。* 術後 まれに(1000人に3人程度)出血や穿孔(腸に穴があくこと)で入院治療が必要になることがあります。* 術後3日は食事制限と安静が必要です(仕事を休み 自宅で安静にしている必要があります)。*術後2週間は旅行・運動・腹圧をかける行為はできません。  
 
注意事項:
1.ワーファリンを服用中の方は 当院でのポリープ摘除はできません。
2.血液をサラサラにする薬(バファリン、バイアスピリン、パナルジン、プレタール、プラビックス、エパデール、ペルサンチン、アンプラーグ、プロサイリン、ドルナー、オパルモン、ロコルナール)などを服用している方はポリープが見つかっても摘除や生検(精密検査)はできません。このようなお薬を飲んでいる場合は事前にお申し出下さい。
3.摘除した病変により一部負担金が異なる場合があります。
4.以下の場合は 当院では摘除できないことがあります。@   2cm以上の大きいポリープA   癌の可能性が強く疑われる場合B   ポリープの数が多い場合ポリープの数が多い場合は それぞれのポリープから生検(精密検査)を行い、その結果を参考にして、後日 計画的に摘除します。