米国超音波医学会(AIUM)に参加してきました。
米国超音波医学会(AIUM(American Institute of Ultrasound in Medicins Annual Convention)に参加してきました。AIUMへの参加も発表も初めてで少し緊張しましたが無事帰ってくることができました。
今回はポスターでの発表でした。ポスター発表を閲覧できるブースがありそこで参加者が 発表されたポスターを閲覧する仕組みとなっています。ポスター発表者をの一覧を見ると ほとんどがアメリカの有名大学医学部や大病院からの発表であり 日本からの発表は東邦大学医学部からと当院からの発表のみでした。また、クリニックからの発表は私が確認でしたところでは当院からの発表のみでした。
ポスターには★マークで評価がなされておりました。★がないものから、★1〜5にランクされており 当院からの発表は★4と高評価を受けており 正直なところ驚きました。半数程度のポスターには★がなく 日本の地方からの発表をこのように高く評価して頂いたことをとても嬉しく思いました。このような高評価を受けることができたのは すべて今まで私をいろいろな形で指導してくださいました医師・技師の先生方と当院を受診してくださいましたゲストの皆様のおかげであり とても感謝しております。
今回の発表は3か月間の期間に当院を腹痛のため初診で受診して頂いた方のうち 腹部エコーを施行した結果を集計し検討したものです。特殊な検査を行ったり 新しい手法を検討したりなどではなく 日本の地方都市のクリニックでの腹部エコーの実際を報告しただけにも関わらずこのような高評価を頂きました。このことは 現在 ハッピー胃腸クリニックで実践している「エコーを腹部症状に積極的に活用して診療する」ことの意義を米国超音波医学会の先生方が評価して下さったものと思います。
今後も AIUMに演題を出し続け 世界中の方からご指導を受けられるようにしたいと思いました。